約定価格とスリッページ

マーケットオープン時(月曜朝)や取引休止明けの
指値・逆指値の約定方式

月曜のマーケットオープン時点(※その他、取引休止後のオープン時を含む)において、有効となっている指値注文が、同オープン時点で約定条件を満たしている場合、指値注文では指値価格で約定し、スリッページの有利、不利が発生することはございません。

他方、逆指値注文では、週初オープン時の配信レートをトリガーとし、同オープン時点にて発注されるため、不利なスリッページが発生する場合がございます。

月曜日のマーケットオープン時の約定について、指値注文は発注レート、逆指値注文は週初の配信レートで約定するため、週末をまたいで両建てしている場合は、月曜日オープン時に損失が生じる可能性があることにご注意ください。

※このページでは、主な例として月曜日のマーケットオープン時を取り上げておりますが、当ページで説明する約定方式は全てのケースの取引休止時に適用されます。(祝日等による休場、流動性やシステム要因等に起因する取引停止、その他全ての取引停止。)

指値 
週明け月曜日のマーケット開始時の約定
スリッページなし

スリッページが発生しない場合を説明するグラフ スリッページが発生しない場合を説明するグラフ

金曜日の取引終了時点で120円の買い指値注文があり、月曜日のマーケット開始時の最初の配信レートが119.5円であった場合、発注レートの120円で約定します。

逆指値 
週明け月曜日のマーケット開始時の約定
お客様に不利なスリッページが発生

お客様に不利なスリッページが発生する場合を説明するグラフ お客様に不利なスリッページが発生する場合を説明するグラフ

金曜日の取引終了時点で120円の売り逆指値注文があり、月曜日のマーケット開始時の最初の配信レートが119.5円であった場合、週初の配信レートの119.5円で約定します。

     

スリッページについて

スリッページとは、FX(外国為替証拠金取引)およびCFD(差金決済取引)に関連して、注文を出した際の表示レートと実際の約定レート間に起こる価格のズレを意味します。このズレは為替相場の変化や市場状況により生じ、注文レートと約定レートが一致しないことがあります。

FX市場においては、為替レートは1秒未満の速度で変動することがあるため、注文から約定までのわずかな時間で価格のずれが生じることがあります。スリッページは市場の変動などの要因で発生し、取引者の注文レートに対して不利なレートで約定することもあれば、逆に有利なレートで約定することもあるでしょう。

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